へどろから見た持続可能な世界ーボランティア栽培
私たちの 「エコの環」野菜はいま、10人ほどの会員がそれぞれに自分の畑で栽培を行っています。その一人に”すゞ菜”の女将、小西美鈴さんがいます。小西さんはボランティアを募って野菜作りをされており、今回はその内容を紹介して頂きました。
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Teamじぃやの畑
主人が旅立ち、借りていた畑を手放さなければならなくなったとき、娘が「お父さんが守ってきた畑で、美味しい野菜作りを続けたい。」と言い、長男もまた「日曜日なら俺も畑に行ける。」とうれしい言葉をかけてくれました。子供たちのお父さん思いの言葉に励まされ、畑を続けていこうと決めました。
しかし土日の半日では大きな畑はすぐに草に占領されてしまいます。そこで考えた末、助けてくれる人を探そうと、フェイスブック(FB)でボランティアを募りました。すると「家族が美味しい野菜のファンなので、喜んで行く」と言ってくれる店のお客さまはじめ、娘の友人、ブルーシー阿蘇へ仲間入りされた若い女性などが参加して下さるようになりました。中にはお子さま連れで畑で何がどのように育つのかを見学したり、虫を見つけたりする方とか、また、「畑には行けないけど食べるお手伝いはするよ」と、料理をFBに投稿してくれる方もいらっしゃいます。そんな皆さんに支えられ、「Teamじぃやの畑」を続けています。
「エコの環」野菜は味がしっかりとして美味しく、主人もその野菜の力にずいぶんと助けられました。これからはTeamじぃやの畑を皆さんと一緒に続け、たくさんの方に野菜の力を知って頂きたいと思っています。
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ピクニック感覚の畑仕事、いいですね! これからも多くの人を巻き込んで、”SDGsな「エコの環」野菜”を広めていってほしいと願っています。