2018年8月19日日曜日

無農薬野菜

 前回、猛暑による野菜の出来が非常に悪いことに触れました。

 例年、オクラなどは私たちの身の高さくらいまで成長しますが、今年は腰の高さにも成長せず、本当に異常としか言いようがありません。

大きく成長しないオクラ

 それに加えて深刻なのが獣害です。私たちの畑ではサツマイモがきれいにやられ、鶏頭などお盆用の花まで食べられてしまいました。聞いてみると周りの畑でも被害が結構出ているようです。しかもこれまでの被害は京都丹後鉄道(KTR)の山側がほとんどであったのが、いまは線路を超えて海側にも広がっているようです。この猛暑はイノシシ、シカの食べ物にも深刻な影響を与えているからでしょうが、収穫目前できれいに横取りされるのは本当にショックです。

 ところで私たちは無農薬にこだわった野菜作りをしています。ただでさえ害虫被害に苦しめられているのに、この猛暑で葉物野菜はほとんど育たず、なす・キュウリなどもうまくできず、出来るものとしてはトマト、ピーマン、かぼちゃなど種類が限られ、本当に困っています。スーパーに出かけ、それなりにいろんな野菜が揃っているのを見ると、変な話ですがわざわざ難しい無農薬にこだわる意味が分からなくなってきます。まだまだ私たちの栽培技術が劣っているのでしょうか。