2018年6月5日火曜日

役割分担

 
 長らくブログから離れていました。

 例年、今の時期(4~6月)は総会の準備、開催の他に、いろんな報告書、申請書、届出書などの提出、財務関係他の公告などが目白押しとなり、ただでさえ忙しいのに今年は家内が亡くなり、このほかに野菜の販売、お金の管理、家事などが圧し掛かってきたため、毎日毎日が本当にドタバタと忙しく、他のことには一切手が回らない状態が続いていたからです。


 家内が居たときは私が何かを放置しておいても、知らぬ間に片づけられていました(後で文句は言われましたが)。しかしいまは放置したものは、私が片付けない限りそのまま放置されています。有機的であったものが、一気に無機的になった感じで、そんなところに言うに言われぬ寂しさを感じますが、しかしそんな感傷に浸る間もなく、忙しい忙しいに追いまくられ、洗濯をすれば干すのを忘れ、干せば取り込むのを忘れるといった状態が続いています。そして1人での作業はとにかく効率が悪いことを実感しています。家内との協働作業であれば1+1=2どころか3も4もできた仕事が、いまは1+0=1どころか0.5もできない有様で、とにかく仕事が進まないのです。仲間との仕事の分担を考えなければいけないのですが、いまはそれを考える間もなく、はやくいまの期末作業が終わるのを願うばかりです。


 ところで家内が生前にある人と一緒に野菜を栽培していた畑は、昨年は獣害により3ヶ所とも全滅に近い被害を受けました。そこで3月までは私が手伝って一緒に修復作業を行ってきたのですが、一ヶ所の畑は対策が難しく手つかず状態のままで、いまは忙しくてどうにもならない状態になっていました。忙しそうにしている私を見て埒が明かないと思われたのか、他の仲間に相談され、彼と他の畑から鉄筋の防御壁を運んできて、私の知らない間に立派な防御壁を作ってしまわれました。何の手伝いもできず申し訳なかったのですが、感心するほどの出来栄えで、獣害が収まってくれることを願うと同時に、改めて役割分担の必要性を思い知らされました。