2017年11月12日日曜日

ちーたび(食用油について)

 妻を肝臓がんで突然に失いました。享年69歳でした。

 この春に一緒に受けた健康診断では、特に問題と考えられることもなかったのに、亡くなる10日ほど前まで、自ら「エコの環」野菜を売りに出かけていたのに、1週間ほど前、一緒に東京まで出かけたのに、入院する前日まで自らトイレにも行っていたのに、突然、朝起きると「身体が動かない」というので急きょ病院に連れていくと、「末期のがんで手の施しようがない」といわれ、呆然とするなか翌日には永眠してしまいました。肝臓は「沈黙の臓器」といわれますが、ここまで沈黙するかと驚くばかりです。

 妻はある人に勧められ、長年「玄米菜食」を続けていました。そして食材については農薬とか添加物に非常に気を使っていました。いまにして思えば、そうした生活態度が肝臓を最後の最後まで沈黙させていたように思えてなりません。

 私が健康に関心を持つようになったのも、また、高齢者対策として「エコの環」事業を始めようと考えたのも、妻のそうした姿勢に大きな影響を受けていたからです。だから妻を失っていまは非常に不安です。自信を失いそうです。

 妻の入院中に「京の公共人材大賞」(地域力再生活動を応援する公共人材づくり研究会)という本が送られてきました。私たちの「エコの環」もこの大賞に選ばれ(2015)、94ページにその内容が載っているからです。結局、妻はこの本を目にすることなく逝ってしまいましたが、妻のこれまでの頑張りに応えるためにも、「エコの環」の活動を止めるわけにはいきません。メンバーの皆さん始め、多くの方々にこれまで以上のご協力を仰ぎながら、なんとか高齢者事業「エコの環」を回していきたいと考えていますので、これからもよろしくご理解、ご指導のほどお願い致します。



 さて、「昭和40年頃の味探訪シリーズ」の第5弾として、食用油についてのちーたびを下記のように予定しています。ふるってご参加ください。

  日     時;11月19日(日)
  集合場所;すゞ菜(宮津市須津458-13)← いつもの吉津地区公民館ではありません
  参  加  費;1,200円
  定   員;8名