2021年5月2日日曜日

へどろから見た持続可能な世界ーごみ問題

  毎朝、TBS系の報道番組「あさチャン」を見ています。その中に ”SDGsなここスゴ発明” という枠があり、これまでにかなりの数の素晴らしい発明が紹介されてきました。それらを見ていつも感じるのは、「これら発明に通底するのはごみ問題だ。」ということです。

 17の開発目標からなるSDGsは、貧困問題から経済問題、環境問題と非常に裾野の広いテーマを扱っています。そうした中で発明となるとどうしても対象は環境問題になるのでしょう。そして見えてくるのは「環境問題とは結局はごみ問題だ。」ということです。

 これまで生命活動から経済活動まで、あらゆる活動では必ずごみが発生すると述べてきました。だからそのごみが「自然が分解できる」ものでないと、私たちは「ごみ屋敷」に住むことになってしまうのです。私たち人類は化石燃料から数えきれないほどの製品を作るようになり、かつてないほどの便利で快適な生活を手に入れました。しかし残念ながら化石燃料由来のごみは自然には分解できず、私たちはごみ屋敷に住む状態になってしまったのです。

 あさチャンが紹介する発明はすべてリデュース(ごみの量を減らす)、リユース(再利用する)、リサイクル(作り替える)に関係するもので、結局、3Rこそが持続可能な世界を実現する根本的な課題であることを気づかせてくれます。


 昨年の5月、地元の小学校の先生が「阿蘇海の環境問題を子供たちに教えたい」と訪ねてこられました。そこで9月に4年生の生徒さん7人に、ごみ問題と「エコの環」についてお話させてもらいました。その後、生徒さんたちは実際に自分たちで生ごみ処理を行い、11月に保護者に向け「生ごみ処理とSDGs」というテーマで発表会を行ったようです(私はコロナの関係から欠席しました)。



 持続可能な世界を次世代に引き継いでいこうとするSDGsは、結局はいまの子供たちの問題であり、これからも小学校の生徒さんたちと関係をつないでいけたらと思っています。