2026年3月20日金曜日

へどろから見た持続可能な世界ー花粉症

 花粉が飛ぶ季節になりました。いま日本人の半数近くは花粉症だといわれます。しかしそれが最初に報告されたのは1961年、第1回東京オリンピックのわずか数年前のことだったようです。何がこれほどまでの激増につながったのでしょう?


 一つは私たちの体に備わった免疫という仕組みの「誤作動」にあると言われます。私たちの体を病原体などから守る免疫には、二種類あるといわれます。一つはウイルスや細菌に対するもの、もう一つはもっとサイズの大きい寄生虫などに対するものです。前者ではIgGという抗体が作られ、ウイルスや細菌を排除します。後者ではIgEという抗体が作られ、それが「肥満細胞」(丸く膨れた形をした免疫細胞)にくっつきます。寄生虫などが侵入してIgE抗体と結合すると、肥満細胞から「ヒスタミン」などの物質が放出され、くしゃみ、鼻水、涙、皮膚のかゆみなどを引き起こします。かゆみは皮膚をかくことで寄生虫を払い落とし、鼻水や涙は寄生虫の卵を洗い流すためのものだといいます。こうした仕組みが本来無害である花粉に対して誤作動すると、アレルギー反応が起きるといいます。


 誤作動を起こす原因には、衛生環境が良くなったこと、食生活の変化などが挙げられています。生活水準が良くなったことで、土に触れたり、不衛生なものを食べる機会が減り、一方で抗菌剤や抗生物質などが多用され、感染症は減りました。しかし人間は長く土壌微生物と接しながら生きてきました。だから微生物に触れる機会が減ると免疫系の発達が未熟になり、肥満細胞が過敏になるといいます。

 一方の食事では、動物性の食べ物や加工食品が増え、食物繊維や発酵食品が減ったことで腸内細菌の多様性が減り、腸の免疫調節が弱くなったといいます。いずれもノーベル賞受賞の坂口博士が発見された、Tレグの不足を招くことになるのです。

スギ花粉

 スギは1970年以降に大量に植林されたそうです。それが花粉症増加のもう一つの原因です。温暖化による夏の気温の上昇も花粉の飛散量を増加させ、都市部では花粉に付着したディーゼル粉塵や大気汚染物質も、花粉症の症状を悪化させているといいます。


マスクや眼鏡などで花粉を防ぎ、野菜をしっかり食べて「腸活」に努めましょう!


*ニュートン

      

2026年3月19日木曜日

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宮津市須津787

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