へどろから見た持続可能な世界ー二季化
3月の終わりごろ、東京の知人から「桜が満開で、花見に行ってきた」と連絡がありました。その日、散歩に出かけたとき、KTR岩滝口駅の桜はまったく咲いていなかったので、やはり東京はかなり暖かいのだと思っていました。しかしその翌日、散歩に出かけると、1~2分の花が一気に咲いていて、その急変さと、まだ3月ということもあり、びっくりしました。昔、といってももう30~40年も前になりますか、須津祭り(4月の終わりころにある)で、確か桜の咲く下を山車を引っ張って歩いた記憶があります。それを考えると桜の開花が、確実に速まっているように感じました。
三重大学の立花教授は「日本周辺の海水温度は、温暖化により世界的に見ても特に上がっていて、春は気温がすぐに上がり、秋はなかなか下がらない状態が続いている。気象庁の1982年以降のデータを調べると、夏が3週間ほど延びている。冬の期間は変わっておらず、その分春と秋が縮まり、二季化が進んでいる。そのため近年は、桜も一気に咲くようになっている」と述べておられます。
イラン戦争の影響で、ホルムズ海峡を通過する石油・ガスの流通が止まり、世界経済に大混乱が起きています。政府は備蓄の石油を放出したり、中東以外の産油国から石油を買い求め、必要量は確保していると言っています。しかし石油関連製品の大幅な値上げや、供給の目詰まりが既にあちこちで起きており、私たちの生活がいかに石油にどっぷりつかったものか、改めて思い知らされた感じです。
立花教授は「温暖化はいまのままでは近いうちに、後戻りできない一線を超えかねません。しかし各国がパリ協定を順守し、2050年までにCO2排出量をゼロにするなら、日本の四季も戻ってくるでしょう」とも述べておられます。
いま日本では生ごみはほとんど焼却処理されています。しかしたい肥にして利用すれば、1家庭の1ヶ月分の生ごみ量(約14kg)で、少なくとも500mlの灯油が出すCO2をキャンセルできます。「エコの環」は温暖化対策になるのです。

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