ちーたびの案内
前回、枕の効用について書きました。そのあと様子を見ながらタオルを3~4枚追加し、いまは枕の高さを以前の1/3ほどにして寝ていますが、首筋の張り、肩こりをほとんど感じなくなり、整骨院にも出かけなくてよくなりました。やはりストレートネックの矯正には、首に逆向きの圧力をじんわりかけてやるのが有効なのかも知れません。しかしパソコンに向かうと、画面を見るのにどうしても姿勢が猫背になるのか、まだ時々頭がフワツとしたり気分が悪くなることがあり、いまは出来るだけパソコンに触れないようにしています(難しいですが)。パソコンからのブルーレイの影響も考えられますので。
今回、診断してくれた外科医はまた、「身体を温め、コリを揉みほぐすように」とアドバイスしてくれました。そこで今まで以上にお風呂で身体を温め、これまで使ったことのない「ホッカイロ」を肩に張ったりして、身体を温めるようにしていますが、確かに身体を温めるだけで気分がよくなり、コリも取れるように感じます。「血流」が良くなり、酸素が行き届き、老廃物が取り除かれるからだと思います。
以前テレビで日本に住む欧米人の多くが、日本に来て夜よく眠れるようになったというアンケート調査を紹介していました。欧米人はシャワーで身体を洗いますが、シャワーでは身体は温まらず、お風呂に浸かり身体を芯から温めることで、夜ぐっすり眠れるようになるのだそうです。
身体を温める効用は血流をよくするだけではありません。私たちの身体は体温が1度下がるとエネルギー代謝が12%、免疫力は30%以上もダウンするといわれます。エネルギー代謝とは、食べ物から摂った栄養を「酵素」などの働きで運動や体温維持のエネルギーに変えることですが、体温が低いと酵素の働きが悪くなり、免疫力の場合は白血球の働きが悪くなるからからだそうです。だから寒いと風邪を引きやすくなります。
ガン細胞は35度ほどの低体温で最も増殖するといわれますが、低体温は他にも生活習慣病、アレルギー、うつなど、さまざまな病気の引き金になるといいます。
その意味で体温に大きな影響を及ぼす食生活は非常に大切だと考えられます。1/29(日)(9:30~14:00)に吉津地区公民館において、ちーたび「身体を温める”なべ料理”を作ってみよう」を行います。ゲストに丹後アレルギーを考える会代表の青木伸代さんを招き、”すゞ菜”の女将小西美鈴さんの指導のもと、なべ料理を作る予定です。会費は1,200円、定員は8名です。身体を温める料理について一緒に楽しく考えましょう。