2012年6月21日木曜日

野菜シール

収穫したナス、ピーマン
隣組のナス、ピーマンが今夏初めて取れ、初出荷しました。大きさ、色つやとも申し分なく、これが生ごみ堆肥だけで育ったものかと思うと、毎度のことながら感激します。
  今回から野菜袋にシールを張ってみました。「生ごみ堆肥で無農薬栽培 ブルーシー畑の健康野菜」というものです。「ブルーシー畑」とは我々の生ごみ堆肥だけで、化学肥料も農薬も一切使用していない畑を意味し、今後こうした畑がアチコチにできることを願っています。また、「健康野菜」とは土の力だけで元気に育った野菜を意味し、ハウスで化学肥料を使って育てられた一般的野菜に比べ、ビタミン・ミネラルはもちろん、生理活性物質が豊富であると考えられます(吉田俊道;いのち輝く元気野菜のひみつ、大地といのちの会)。「健康野菜」にはいま一つ、硝酸塩が少ないことも意味したいと考えています。いまの日本の野菜、特に化学肥料でハウス促成栽培させたものには、危険といえるほど硝酸塩の多い(苦味、エグ味のある)ものがあると云います(河野武平;野菜が糖尿病をひきおこす、宝島社新書)。日本にはまだ硝酸塩に対する規制はありませんが、何とかこれの少ない安全な野菜を育てたいと、EUの規制値(<2,500mg/kg)を参考に、我々も硝酸塩の測定(堀場製作所;twinNO3-)を行っています。硝酸塩は葉もの野菜や、根菜類に多いと云われ、我々のブルーシー畑でも新しい畑で生ごみ堆肥を多く入れたときや、曇天が続いたようなときには、これら野菜に規制値を超えるものが出来ることを経験しており、今後は生ごみ堆肥をどの程度畑に入れたらよいか、また、どのように土に混ぜ込んだらよいかが課題と考えています。硝酸塩についてはいずれ機会を見つけ、報告したいと考えています。
シールを張って売りに出した野菜

2012年6月13日水曜日

「エコの環」 の再スタート

  今年度から地元の小学校区で、「エコの環」づくり(生ごみ→堆肥→野菜の栽培→直売)に取り組んでいます。前年度まで取り組んできた京都府の委託事業、「宮津エコの環構築研究事業」をベースにした新たな取り組みです。月に800kgほどの生ごみを処理し、得られる生ごみ堆肥で無化学肥料、無農薬の健康野菜を育て、自立可能な月に30万円ほどの野菜販売額を生むのが当面の目標です。実現には4年ほどかかると思いますが、初年度の今年は(公)京都地域創造基金を通して、130万円ほどの寄付を募りながらのスタートです。
  いまは小学校区内の2か所にある生ごみ処理装置(たいぞう君)で、月に300kgの生ごみを処理し、できた堆肥を3人の野菜栽培者が使って野菜を育て、それを2店舗で販売するようにしています。野菜栽培者はすべて生ごみ堆肥で育てるのは始めての人ばかりで、また、野菜の端境期ということもあり、4月の販売額は4千円、5月は12千円と、まさにヨチヨチ歩きからのスタートです。
ある酒屋さんでの販売

2012年6月7日木曜日

ツアー参加申込み

  ツアー参加申し込み

     SDGsな野菜作り」体験ツアーに関心を持って頂き、ありがとうございます。

参加をご希望される方は下記事項を、メールアドレスでお知らせください。 

 連絡事項;お名前、住所、電話番号 and/or メールアドレス

 連絡先メールアドレス;toyomi-714@ezweb.ne.jp

なお、お送りいただいた個人情報は、本イベントの運営のほか、今後のイベント情報などのご案内以外には、利用いたしません。


集合場所

宮津市須津787

KTR(丹後鉄道)岩滝口駅の裏側で、徒歩5分の位置です。