2013年2月16日土曜日

複式簿記

NPO法が改正(2012年4月1日施行)され、これからは収支計算書に替わって活動計算書を作成する必要があると云います。何がどう変わるのかサッパリわからず、講習会に参加したりいろいろ情報を集めると、どうも金銭のやり取りを複式簿記で記帳する必要があると云います。経理の知識など皆無の我々には”頭が真っ白”になるほどの驚きで、府の担当者に尋ねると「会計ソフトを使ったらよい」とソリマチのソフトを紹介してくれました。インターネットで調べると体験版ソフトが用意されており、早速ダウンロードして試してみました。しかし多くの帳簿類、多くの選択項目を目の当たりにすると、一体どこから手を付けてよいのか分からず、凍りつくというか大きな絶壁を前に茫然と立ち尽くす感じでした。さいわいソリマチには多くの女性インストラクターがおられ、我々の稚拙な質問にもいちいち丁寧に応対してくれましたが、如何せん経理の知識のない我々にはときに外人と話しをしている感じで、活動計算書にしても瞬時に打ち出してはくれますが、なぜそういう結果になるのかが理解できず、まさに「おサルの電車」のサルの心境でした。これはマズイということになり、経理の本を2冊買い込んで年末年始に猛勉強しました。そしてエクセルで金銭出納帳を作り、それにインプットすれば、自動的に相手科目ごとに借方、貸方の仕訳をし、総勘定元帳(現金)、(科目別)ができるようにしました。そして活動計算書が簡単に作れるようにしました。下図はこのようにして作った仕訳帳と科目ごとの勘定元帳の一部です。我々のような小規模なNPO法人には、あえて複雑な会計ソフトを使わなくてもこのエクセルによる方法で十分ではと考えています。

仕訳帳
科目ごとの勘定元帳