獣害事件(つづき)
今年のお盆はおばあさん(家内の母)の初盆ということで、遠方の親戚も集まり、久々ににぎやかなお盆となりました。そのとき家内が「エコの環」野菜を持って行き、それで料理を作って皆に食べてもらったのですが、いつも「玉ねぎは淡路産に限る」といっていた義兄が突然、「この玉ねぎ、うまいナ-」と大きな声でいいます。家内が「私たちが作ったものだ」というと、「ヘー」とびっくりしていました。そこでお盆明けに玉ねぎのほか、数種類の「エコの環」野菜を送ってあげると、「ナスが無茶苦茶おいしかったワー。また送ってほしい」とうれしい返事をしてきてくれました。
こんな声を聞くと獣害で凹んでいた気持ちもすっかり癒え、また何かを育てようという気持ちになるから不思議です。早速、荒らされた畝をはじめ他の畝に、いんげん、葉大根、レタス、ほうれん草などの種をまきましたが、するとそれら野菜の成長が、新たなわくわくした期待感となって、待ち遠しく感じられました。
次に獣が通ったと思われる鉄筋防御柵の下の穴の部分には、トタンを内側、外側の両側に置き、それを10mmφの鉄筋を打ち込んで両側からガッチリ固定しました。中央部のわずかに残る凹み部分にも鉄筋を打ち込み、潜れないようにしました。対策にはかなりの執念がこもっており、サル以外は大丈夫ではと思っています。
ブログをここまで書き終えたとき、家内が野菜の販売から帰ってきました。そして2軒の家から前回売ったキュウリに対し、「ムッチャクチャおいしかった」と全く同じ表現での感想があったと、うれしそうに報告してくれました。特に1軒の家では「一週間置いてもシャキシャキ感が変わらず、本当においしかった」といわれたそうです。家内も最近の私の口癖に倣い、「ミネラルが多いからだと思います」と応えておいたそうですが、実際、長持ちしたりおいしいのは、ミネラル分の影響が大きいと思います。
今夏もキュウリ、ピーマンのガチンコが多く、販売では正直、随分悩み苦しみましたが、しかしそうしたうれしい便りは、そんな悩み・苦しみを一瞬に吹き飛ばしてくれるから愉快です。
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