2020年3月29日日曜日

ビデオの作成と公開

 へどろヒートポンプのデモ機を昨年の夏、夏原グラントの助成金でやっと完成しました。そしてイベントなどで実演をして紹介したり、いろんな方に見に来て頂いたりして、その時の皆さんの表情からそれなりの手ごたえを感じてきました。しかしそれだけではなかなかヒートポンプが多くの方に伝わらず、また実用化につなげることも難しく、そこでビデオを作ることにしました。

 ビデオを作るに当たってまず、理解してもらうのに必要な図を並べ、それぞれに説明文(ナレーション)を作ってみました。いわゆるシナリオ的なものです。そしてそれをビデオ作りが得意なYさんに見せ、ビデオづくりをお願いしてみました。すると快く引き受けて下さり、早速、昨年の10月に実験の様子を撮影してもらいました。その後、いろんな挿絵を送ったり、また必要に応じて部分的な撮影をして頂き、大まかなストーリー(映像)ができ上がったところで、知人のMさん(女性)にナレーションの吹き込みをお願いしました。

 ナレーションの吹き込みといってもMさんは画像を見ることもなく、マイクを使うこともなく、ただスマホに向かって原稿通りに音声を吹き込むだけで、その音声をYさんにメールして頂きました。たったそれだけでビデオの映像に音声が自由に入力できるのですから、スマホを始め、いまのオーディオ技術には感心させられました。音声が入ったところで映像に細かい修正を加え、ビデオは12月に出来上がりました。

 早速、理事の皆さんに見てもらうと、「よくわかる。いいんじゃないの」とまあまあの評価をもらうことができました。しかしその後二三の人から、ストーリーの一部を前後入れ替えた方がもっと分かりやすいのではとのアドバイスがあり、映像の組み替えを行うことにしました。

 ところが新年に入るといろんなことが公私にわたって起き、ビデオに取りかかる余裕が無くなり、ストーリーの作り変え、ナレーションの書き換えに取りかかれたのは2月末になってからでした。そして3月の中頃にやっと修正版が完成し、いざ見てみるとナレーションの音声がMさんと全く違います。不審に思ってMさんに尋ねるとスマホに音声変換ソフトがあり、それで音声を変えたとか。かなり若返った音声を聞きながら、改めてスマホの威力に驚かされました。

 こうしてやっと出来上がったビデオですが、Yさんに聞くとYOUTUBEに投稿するのがよいとのこと。YOUTUBEという名前は知っていましたが、これまで一度も見たことがなく、早速、インターネットで投稿の仕方を調べました。そして懇切丁寧に書かれた指南書を見つけ、それに従って動画のアップに取り掛かりました。しかしいざ始めると指南書通りには画面が展開されず、何度も行ったり来たりしているうちに、勝手に投稿が完了していました。

 早速、スタートボタンを押すとビデオは一応映し出されるのですが、画質が非常に悪く文字などが読めません。アチコチ触っても全然よくならず、指南書にもそのようなことは何も書いてなく、やむなくYさんにURLを教えて見てもらうと、きれいに映っているとの返事。そして画像の下部に操作ボタンがあるはずだからそれを操作してはとのこと。しかし画像の下部にそのようなボタンは見当たらず、またあっちへ行ったりこっちへ行ったりしていろいろな操作ボタンを触っていると、突然きれいな画面に切り替わり、訳の分からないうちに「へどろヒートポンプ」のビデオがアップできました。

 URLは https://youtu.be/r7jEZ0eeKFM です。ぜひ覗いてみて下さい。

 
https://youtu.be/r7jEZ0eeKFM
 






 

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