2021年2月7日日曜日

へどからみた持続可能な世界ー露地栽培

 

 写真は私たちの「エコの環」野菜と、スーパーで売られていた野菜とを比較したものです。大きさがまさに子供と大人ほど違うのに驚きます。

 この差は肥料の違いもあるでしょうが、露地栽培とハウス栽培の違いにあると思われます。

 

 「エコの環」野菜は露地栽培で育てています。露地栽培では野菜は日光や風雨、暑さ、寒さ、雪などにそのまま曝されやすく、非常に厳しい環境で育つことになります。だからそれが「大きさ」となって表れたのだと思われます。まさに貧しい家庭で小さくたくましく育った子どもと、温室育ちで大きく育った子どもの違いです。

 ところで野菜とか果物は厳しい環境に置かれても動物と違って逃げることができません。そこで自己防衛のため、ファイトケミカル(植物化合物)という第7番目の栄養素(色、におい、アク、渋み、苦みなど)を蓄えるようになったといわれます。その意味では露地栽培でたくましく育った「エコの環」野菜は、ファイトケミカルも豊富だといえるかもしれません。

 このファイトケミカルには強い「抗酸化作用」のあることが分かってきています。

 現代人は精神的にも地球・社会環境的にも常に強いストレスにさらされ、それが原因で体内に大量の活性酸素が発生し、これが身体を蝕んで老化を早めたり、がんや生活習慣病、アレルギー疾患などの引き金になるといわれます。

 この活性酸素を消去するのに、ファイトケミカルの抗酸化作用が非常に有効なのです。

 

 健康維持のため、また、コロナで重症化しないため、一日350グラム以上の野菜と200グラム以上の果物をしっかり食べましょう。

 
 
 

 

 

 

 

 

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