2019年3月18日月曜日

3回目のイベント

 たんご地域力up大作戦スタンプラリーの三回目のイベントを3/16に実施しました。今回も事前の申込者が少なく心配しましたが、直前にバタバタと申し込みがあり、9人の参加者のもと実施することができました。

 内容はこれまでと同様に、まずスライドを使って高齢者事業「エコの環」と開発中のヒートポンプについて説明し、そのなかで熊本大の前田浩名誉教授お勧めの野菜スープと、また、SDGs(エスディージーズ)についてお話ししました。

 SDGsについては今回もほとんどの方が知らないと言っておられました。国連による取組みが始まったのは2016年ですが、日本ではマスコミの扱いがまだ非常に少なく、当然の認知度なのかもしれません。

 しかし世界では地球温暖化対策への動きが鈍い国際社会に対し、100か国以上の国で若者を中心に数十万人が参加する抗議デモが行われました(3/15)。

 この抗議デモのきっかけとなったのは昨年の夏、スウェーデンのある女子高校生がたった一人で始めた「学校ストライキ」です。彼女は「大人は2050年より先なんて考えていない。しかしそのとき私はまだ人生の半分しか生きていない」と温暖化の危機を訴え、学校の授業をボイコットしたのです。彼女の行動はSNSを通じて多くの若者に広がり、昨年の暮れあたりから欧州各地で学校ストライキが活発になり、それが今回の世界的抗議活動につながったといいます。SDGsへの動きは自らの将来に危機意識を持つ若者を中心に、これから一気に活発化してくるのかもしれません。私たちも頑張らねばと意を強くしたところです。

 スライド説明のあと皆さんをたい肥小屋に案内し、生ごみの発酵処理法(宮津方式)を見学してもらいました。トラクターの耕うん爪を利用した生ごみ撹拌羽根のモーターによる回転、また、処理箱の反転などが、皆さんには予想以上の方法に映ったようです。そして魚の大きな頭も一日で消え、いっぱい入れた野菜屑も一日で半分以上が消えてしまうことを話すとびっくりしておられました。

 たい肥小屋見学の後は全員で”すゞ菜”に向かいました。

 すゞ菜で最初に出てきたのは小鉢に入った数種類の野菜の合わせ煮でした。ブルーシー阿蘇の活動紹介の中に、「野菜スープ」の話が出ることを知っていた女将が気を利かせ、自慢のダシだけで煮物を作ってくれたのでした。お蔭で調味料なしでも、ダシと野菜の旨味成分だけでおいしく頂けることを皆さんに分かってもらうことができました。こうした野菜の煮物(又はスープ)を一日に1~2回食べれば、がんをはじめ生活習慣病、アトピー、白内障、シミなどの最強の対策になるというのですから、非常にありがたい話です。これからもぜひ多くの人に伝えていきたいと考えます。

 その後に出てきた料理はいつもながら調理法、味付けが繊細で、今回も多くの人が関心を示し、いろいろ質問し、それ等に対する女将の説明を聞きながら食事を堪能することができました。 

 
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3月24日(日)、野田川わーくぱるにおいて「たんご地域力UPサミット」が行われます(10時~16時)。丹後地域の多くのNPOなど諸団体が集まり、活動紹介を行います。皆さまのご参加をお待ちしています。スタンプラリーで集めたスタンプで素敵なプレゼントがもらえます。 
 
 
 


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