料理教室
3月も中旬になろうとする3/10、今季最高ともいわれる寒波がまた日本全土を覆い、北海道・東北地方は今季何回目になるか分からない猛吹雪を、また被るハメになりました。当地も早朝から天気が急変し、私たちの「料理教室」の日と重なったため、朝から参加者の集まりを、また、予定していた堆肥小屋・畑への案内を心配しました。結局は堆肥小屋・畑への案内は断念し、小型の生ごみ処理機「ちびぞう」を急きょ運び込み、会場の公民館で説明することにしましたが、参加者も2名が発熱、天候が理由で急に取りやめになり、私たちも思わぬ寒波の影響を被ることになりました。しかし料理教室は講師の指導よろしく非常に楽しいものになり、参加者6名のうち3名の男性陣からは、「魚のおろし方、野菜の切り方、ごはんバーグの成型など、初めてのことばかりで面白い」といった声も聞け、料理教室はむしろ男性向けに良いのではと感じました。
今回勉強した「ごはんバーグ」は肉・卵・牛乳を使わず、玉ねぎ・里芋・じゃがいも・にんにく、それと冷ごはん(白米+玄米+雑穀)でハンバーグの食感を出していますが、ミネラル分が豊富で香ばしく、食べやすいと好評でした。一方の「みやづの幸汁」はさつまいも、じゃがいも、大根、玉ねぎ、ねぎを低温から煮立てた中に、スズキ、イカの切り身を放り込んだだけのものですが、野菜の甘みがよく出ているとやはり好評でした。どちらも宮津特有のメニューとして広められたら面白いと考えています。
交流タイムでは私たちの「エコの環」野菜の販路として、もっと都会に目を向けてはどうかとの意見が出ました。これは「エコの環」の拡大(グローバル化)を意味します。収益性を考えればその方が有利かも知れませんが、しかし少子高齢化が進むなか、「エコの環」を高齢者ビジネスにするだけでなく、その安心・安全な健康野菜を地域の健康づくりにも活かしたい、というのが私たちの思いであり、やはり小さな循環(ローカル化)にこだわっていきたいと考えています。また、アトピーとか食育といった問題も話題になりましたが、こうした問題こそ地域で取り組むべき課題であり、今後はこうした面にも目を向けていきたいと考えています。
当日の朝、朝日新聞の記者から「料理教室を取材してよいか」と断りの電話がありました。断る理由もないので午前中いっぱい取材をしてもらいましたが、翌日それが丹後・丹波版に掲載されました。
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