料理教室
京都府との協働事業”ちーたび”を来月の3/10(火)に実施します。今回は「エコの環」野菜を使った料理教室を開く予定です。時期的には野菜の端境期に当たりますが、講師にオーガニックレストラン、ビオラビットのオーナーシェフ対馬則昭氏を招き、そのときにある野菜を使って簡単に作れる、「ごはんバーグ」と「みやづの幸汁」を作りたいと考えています。どちらも昨年11月に行われた環境イベント「アースガーデンみやづ2014」で調理・販売したもので、対馬さんと私たちが考えたオリジナルな健康料理で、結構好評でした。
「ごはんバーグ」はもともと対馬さんが、野菜嫌いなお孫さんのために考えられたものですが、事前の調理・試食会で、ごはんに白米だけでなく玄米、雑穀などを混ぜると香ばしく、ピチピチ感があっておいしく食べられることが分かり、栄養価の高い料理になると考えています。一方の「みやづの幸汁」ですが、南フランスの漁師町で作られていた郷土料理に、雑魚やエビ、カニ、貝類を塩味でごった煮にした「ブイヤベース」という料理があります。フランス料理が「魚のごった煮」なら、こちらは「野菜のごった煮」を作ろうと、有り合わせの野菜をたっぷり入れたところに、皿あるいはどんぶりに取ったとき、魚も一口程度あるように身離れの良い魚を入れ、塩味だけでぐつぐつ煮たものです。アースガーデンみやづ2014のときは「さんきゅう」というフグ科の魚を使い、塩味には対馬さんが作って販売されている「サーディンソース」を使いました。野菜を水から煮立てると、お湯の温度が37~40℃くらいのとき、酵素の働きで野菜のでんぷん質が糖に変化すると云われ*、野菜の甘みがすごく出て好評でした。そして野菜と魚に宮津産のものを使うことから、ある女性の発案で「みやづの幸汁」と命名し、販売したのでした。
ちーたびの実施日時は3/10(火)の9:30~14:00で、宮津市・吉津地区公民館に集まった後、私たちの生ごみ処理法(宮津方式)と畑を見学し、その後に公民館で調理実習と料理の試食会、交流会を持つ予定です。参加費用は1人2,500円で、定員は15名です。参加をお待ちしています。なお、問い合わせ、申し込みはTel & Fax 0772-46-4943か、メール(いずれも松森)でお願いします。
toyomi55@beige.ocn.ne.jp
* 南雲吉則;空腹が生き方を教えてくれる、サンマーク出版、2013
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