2014年12月3日水曜日

ちーたび(つづき)

 去る11月27日(木)に京都府との協同事業「ちーたび」の第一回目を実施しました。「美味しい野菜を食べて 美しい阿蘇海を! ~「エコの環」を歩く~」というイベント名のもと、ゼオライトを使った生ごみの堆肥化法、生ごみ堆肥で育てた野菜畑、そして阿蘇海を見学後、地産地消の店「すゞ菜」で「エコの環」野菜を使ったランチを食べるという内容です。12名の参加者募集には300枚のチラシをあちこちに置いたり、アースガーデンみやづ2014で配布したり、京都府、宮津市の広報、民間の情報紙などに広告をお願いしました。そして何とか12名(含京都府関係者2名)の参加者を集め実施できました。しかし参加者を見るとそうしたチラシ、広告によるものより、個人的な勧誘による人が多く、しかも舞鶴市、京丹後市など近隣市町からの参加者がほとんどで、肝心の宮津市からはわずか1名の参加でした。なかなか人集めが大変なことを思い知りました。

生ごみ処理の様子
当日は前日までの雨も上がり、日が差す絶好の陽気となりました。まず、集合場所の岩滝口駅近くにあるすゞ菜さんの堆肥小屋に案内し、阿蘇海のへどろから合成可能なゼオライトという粘土を発酵材に使う、私たち独自の生ごみ処理法(宮津方式)を紹介しました。生ごみ堆肥化に関心のある参加者が多く、多くの質問を受けながら熱心に説明を聞いてもらいました。
 次は生ごみ堆肥だけで野菜を育てている畑に案内し、栽培者から苦労話しを聞きました。この畑は生ごみ堆肥を使い始めてから2年ほどしか経っておらず、まだ土作りが十分に出来ているとは言えませんが、害虫対策の質問にネットで対策しているが被害は大きいという回答でした。土作りがもっと進めば害虫被害も治まってくると考えられます。この後は皆さんに大根の引き抜き体験をしてもらい、それを土産として持って歩いてもらいました。しかしそれが案外と重くて負担になったことから、急遽、軽トラで運ぶことになりました。

阿蘇海の環境問題を説明
次に近くの阿蘇海海岸に案内し、海を間近に見ながら阿蘇海の環境について説明をしました。ほんの30数年前まで金樽いわしの良い漁場であった海が、いまは水深8mの海の4m以深は無酸素・無生物状態に有り、漁獲量は貝類以外はほとんどゼロに等しく、また、遊泳は禁止され、渡り鳥も減っているという話しに、皆さん熱心に耳を傾けてくれました。
 この後はすゞ菜に向け約1.5kmをひたすら歩き、腹ごなしの運動をしてもらいました。そしてすゞ菜では16種類の「エコの環」野菜を使ったランチを食べながら、女将から食材・調味料にこだわった料理の説明を受けました。ランチは大好評で、皆さん営業日・営業時間を熱心に聞いておられました(営業:水~土曜日、11:30~14:00)。

「エコの環」野菜を使ったランチ
食後は13時からコーヒー・デザートを頂きながら交流会を行いました。まず、私たちの活動内容・目指すところをスライドで説明した後、多くの質問・提案を受けながら、なぜ美味しい野菜を食べると美しい阿蘇海が取り戻せるのか、環境・少子高齢社会・健康などの諸問題を絡めながら熱心に話し合いました。そして議論の尽きぬなか、予定の14:00を大分回ったところで散会としました。
 今回のちーたびで皆さんには、「エコの環」野菜の良さをよく理解して頂きましたが、「どこで買えるのか?」とズバリ問われても、野菜生産量に限りがある現状では、まだ所定の販売店、販売ルートが十分に確立されておらず、即答できないのが残念でした。
 次回は2015年の1月22日(木)に、天橋立のすばらしい眺望を眼下に収める「玄妙庵」で、「エコの環」野菜の料理を食べながら実施する予定です。参加費:6,000円、募集人員:20名です。ご参加をお待ちしています。





 

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