ちーたび(つづき)
去る11月27日(木)に京都府との協同事業「ちーたび」の第一回目を実施しました。「美味しい野菜を食べて 美しい阿蘇海を! ~「エコの環」を歩く~」というイベント名のもと、ゼオライトを使った生ごみの堆肥化法、生ごみ堆肥で育てた野菜畑、そして阿蘇海を見学後、地産地消の店「すゞ菜」で「エコの環」野菜を使ったランチを食べるという内容です。12名の参加者募集には300枚のチラシをあちこちに置いたり、アースガーデンみやづ2014で配布したり、京都府、宮津市の広報、民間の情報紙などに広告をお願いしました。そして何とか12名(含京都府関係者2名)の参加者を集め実施できました。しかし参加者を見るとそうしたチラシ、広告によるものより、個人的な勧誘による人が多く、しかも舞鶴市、京丹後市など近隣市町からの参加者がほとんどで、肝心の宮津市からはわずか1名の参加でした。なかなか人集めが大変なことを思い知りました。
生ごみ処理の様子 |
次は生ごみ堆肥だけで野菜を育てている畑に案内し、栽培者から苦労話しを聞きました。この畑は生ごみ堆肥を使い始めてから2年ほどしか経っておらず、まだ土作りが十分に出来ているとは言えませんが、害虫対策の質問にネットで対策しているが被害は大きいという回答でした。土作りがもっと進めば害虫被害も治まってくると考えられます。この後は皆さんに大根の引き抜き体験をしてもらい、それを土産として持って歩いてもらいました。しかしそれが案外と重くて負担になったことから、急遽、軽トラで運ぶことになりました。
阿蘇海の環境問題を説明 |
この後はすゞ菜に向け約1.5kmをひたすら歩き、腹ごなしの運動をしてもらいました。そしてすゞ菜では16種類の「エコの環」野菜を使ったランチを食べながら、女将から食材・調味料にこだわった料理の説明を受けました。ランチは大好評で、皆さん営業日・営業時間を熱心に聞いておられました(営業:水~土曜日、11:30~14:00)。
「エコの環」野菜を使ったランチ |
今回のちーたびで皆さんには、「エコの環」野菜の良さをよく理解して頂きましたが、「どこで買えるのか?」とズバリ問われても、野菜生産量に限りがある現状では、まだ所定の販売店、販売ルートが十分に確立されておらず、即答できないのが残念でした。
次回は2015年の1月22日(木)に、天橋立のすばらしい眺望を眼下に収める「玄妙庵」で、「エコの環」野菜の料理を食べながら実施する予定です。参加費:6,000円、募集人員:20名です。ご参加をお待ちしています。
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