2026年9月4日金曜日

へどろと生ごみが語る持続可能な世界ー集中豪雨

 最近の天候には正直、恐怖を感じることがあります。晴れれば「猛暑日」は当たり前になり、新たに設けられた「酷暑日」も頻繁に観測される有様で、外での活動が非常に難しくなりました。逆に雨になれば、今度は「レベル5大雨特別警報」が発令されるような、命に係わる豪雨となり、千葉県では2,700台もの車が水没し、13人が亡くなり、4,000棟以上もの家が床上浸水の被害にあいました。石川県・富山県・福井県でも同様の災害が発生しています。そしてその都度、大勢の人が避難生活を余儀なくされ、大量の家具類ががれきとなってしまうのです。

 千葉県の豪雨では1時間に120mm、石川県・富山県では80mmほどの雨が降ったといいます。「バケツをひっくり返したような雨」というのが1時間に40mmほどですから、その凄まじさが分かります。

ゲリラ豪雨


 私たちが地球温暖化を身近な問題として意識するようになったのは、京都議定書(COP3)が採択された1997年前後からではないでしょうか。それからわずか30年で、日本の気温は0.81.0℃上昇したと言われます 。気温が1℃上昇すると、大気は水蒸気を7%ほど多く保持できるようになり、雨になればその分降る量も増えることになります。ただ、均等に増えてくれればいいのですが、雨の降らない日が増える一方で、降るときは局地的な豪雨となるので困るのです。下手に「雨ごい」もできないのです。

 これまでもお伝えしましたが、プランターによる実験で、私たちのたい肥を土に入れると、炭素量が想定以上に増加することが分かりました。一家庭1ヶ月分の生ごみ量(16kg)で、少なくとも灯油350mℓ分のCO2を地中に閉じ込められるのです。もちろんその確証には、実際の畑での数年にわたる実証実験が必要です。しかし温暖化の進行は速く、それを待ってはおれません。少しでも早く、先行して対策を講じることが大切です。              

                           

 「生ごみを燃やさず、たい肥にして利用する」ことが温暖化対策になることを周りの人に積極的にお伝え願えませんか? 効果は小さいかもしれませんが、誰もが簡単に参加、協力できる対策であり、まとまれば大きな結果を生むかも知れません。少しづつでも皆さんと一緒に、前に進めていけたらと願っています。




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