2015年10月10日土曜日

さつまいもの試し掘り

 この春(5/30)、ちーたびでさつまいもの苗を植えました。その時はへなへなであった苗が、いまでは葉っぱが畝間までゴワゴワと埋め尽くすまでに成長し、今月の末にそのいも掘り体験のちーたびを計画しています。しかし果たしてうまく育っているかが心配であり、また当日に掘ったいもはすぐに食べてもらえないことから、事前に少し収穫しておこうと数日前、家内と試し掘りを行いました。家内は一度さつまいもを育て、見事にモグラに食べられた経験を持ちますが、私は全くの初体験で、家内の所作をまねながら引き抜きにかかりました。しかし簡単にスポと抜けることがある反面、多くは茎だけが取れていもが土中に残ってしまうので、土を手で取り除いていもを探し当て、あとは周りの土を丁寧に除去して掘り出しました。というのは雑に扱うとキズがつきやすく、また途中で折れたりしたからです。さつまいもは思った以上にうまく育っていて、それがとても嬉しく、感謝しながら5~6mを掘りました。ただ、いもをチョット掘ると葉っぱが抱えきれないほどの量になり、しかも茎が非常に複雑に絡まって隣の畝まで伸びたりしているため、いもを掘るより茎や葉っぱを取り除く作業が大変でした。そんな中でも家内は「食べられる」といって「芋づる」もせっせと採っていて、「さすがに女だ」と感心させられました。
 掘ったいもをプラスティックのケースに並べていると、通りがかりの人が「上手に育っているやないですか」と次々に立ち止り、中には「いものヒゲは取ったほうがよい」と親切にヒゲ取りを手伝ってくれ、「天日で2~3日干しなさいよ」といってくれる人がいるかと思うと、「陰干ししなさい」と忠告してくれる人もいたりして、どちらなんだと思うこともありましたが、皆さんのおおよその意見はさつまいもは10月中ごろまでに掘った方が良い(10月末は少し遅すぎるようです)、長期保存する場合は干した後、一つ一つ新聞紙にくるんで段ボール箱に入れ、暖かいところに置いて保存しろというものでした。どうもさつまいもは暖かい所の産物なので寒いのが苦手なようです。またある人はいもを掘る前に畝の両サイドにスコップを立て、中央を持ち上げるように土を起こしておくと、茎を引っ張るだけで簡単に抜けると教えてくれましたが、どうせなら掘る前に教えてくれと思ったことでした。いろいろ皆さんと話していると、生ごみ堆肥で育てている私たちのさつまいもを、結構気にかけておられたようです。
 ちーたびは10月31日(土)、9:30~14:00に参加費;1,500円(京都ちーびず応援券使用可)、募集定員;8名、集合場所;岩滝口駅前で実施します。いも掘りを体験した後、地産地消の店”すゞ菜”の女将と一緒に、さつまいも料理、さつまいものお菓子などを作って、おいしくいただく予定です。ふるってご参加ください。

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