2012年11月14日水曜日

紅葉シーズン

  山の紅葉が遅いと思っていたら、温暖化の影響で紅葉日が遅くなっているとの新聞記事がありました。長期的にみると日本海側の舞鶴ではこの50年間に約1か月、京都市内ではこの30年間に約1週間遅くなっているとか。美しい紅葉には厳しい冷え込みが関係すると云いますが、特に「8℃を下回る日数」が大きく影響するそうです。そんなこともあり毎年この時期、近隣の山が美しく紅葉するといつも、「寒さが厳しくつらいナー。よく我慢したナー」とつい声をかけてしまいます。そして自省を込め、「自分はこの山の紅葉ほど美しいだろうか」とつい考えてしまいます。
  新聞の地方版に、近在のお寺が450本ほどのモミジの紅葉を迎え、1週間ほどライトアップしているとの記事がありました。お寺と地域の人たちとの大切な年間行事であることは十分に理解するものの、東北大震災以来これだけ電力不足、脱原発が騒がれてもまだライトアップなのかと、つい考えてしまいました。ライトアップで美しく見せようとしても、当のモミジたちは安易な考え、行動に冷ややかに応えるだけではないでしょうか。
色づき始めた天橋立近隣の山

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